富士重工業は、スバル『B9トライベッカ』を大幅に改良するとともに、車名もスバル『トライベッカ』に変更して今夏以降に市場導入すると発表した。この米国仕様モデルを4日から開催されるニューヨークモーターショーに出展する。
トライベッカは、基本コンセプトは据え置いて、デザイン、運動性能、快適性と機能性の進化を図った。エクステリアデザインは、フロントフェイスを中心に、SUVの力強さを強調するスタイルとし、エンジンも水平対抗エンジンを新設計し、排気量を3リッターから3.6リッターに拡大するとともに、冷却構造などの見直しでレギュラーガソリン対応とし、経済性を向上した。
トランスミッションは新設計コントロールユニットの採用、ギヤ比の見直しなどにより、シフトレスポンスの向上を図った。
このほか、サードシートへの乗降性を高めるため、セカンドシートスライドの操作レバーを運転席側に追加設定したほか、アシストグリップも追加した。