信号無視を繰り返し、最後は出会い頭衝突

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25日未明、広島県広島市中区内の市道で、信号無視を行ったとしてパトカーに追跡されていた軽乗用車が交差点でタクシーと出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故で双方の3人が重軽傷を負っている。

広島県警・自動車警ら隊、広島中央署によると、事故が起きたのは25日の午前4時50分ごろ。これに先立つ午前4時40分ごろ、広島市中区田中町付近をパトロールしていた自動車警ら隊のパトカーが、交差点で信号無視を行った軽乗用車を発見。停止を命じたがこれを無視したため、そのまま追跡した。

軽乗用車は約10kmに渡って信号無視を繰り返しながら逃走を続けたが、広島市中区堺町1丁目付近の市道交差点でタクシーと出会い頭に衝突。双方のクルマは大破した。この事故でタクシーを運転していた61歳の男性が胸部骨折の重傷。逃走していた軽乗用車を運転していた32歳の男が足を骨折する重傷。同乗していた25歳の女性も打撲などの軽傷を負った。

警察では男の回復を待ち、業務上過失傷害や道路交通法違反などの容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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