クルマを貸した知人も送検 執拗な煽りで事故誘発

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栃木県警は19日、今年1月に栃木県大田原市内で発生した交通トラブル起因の死傷事故について、事故を誘発したとして危険運転罪で起訴された24歳の男に対し、無免許を承知でクルマを貸した28歳の男を道路交通法違反などの容疑で同日までに書類送検した。

栃木県警・大田原署によると、問題の事故は1月21日未明に発生している。栃木県大田原市内の国道4号を乗用車で走行していた24歳の男が、後続の軽乗用車からクラクションを鳴らされたことに腹を立て、このクルマを猛スピードで執拗に追跡。大田原市下石上付近で路外に逸脱する事故を誘発したとして危険運転致死傷などの罪で起訴されている。

男は無免許だったが、運転していたクルマは知人である28歳の男から借りていたことが判明した。だが、この男は当初「クルマは盗まれた」と警察に対して申告。その後の調べで、借り受けた男が無免許であることを認識しながらクルマを貸していたことが明らかになった。

このため、警察では男を道交法違反(無免許運転幇助)と犯人隠避の容疑で書類送検した。

《石田真一》

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