【SUPER GT 第1戦】最終周回で波乱、逆転劇

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SUPER GT(スーパーGT)、2007年開幕戦は、3月17〜18日にかけて、「SUZUKA GT 300km」が三重県・鈴鹿サーキットにて開催された。38号車ZENT CERUMO SC430(高木虎之介/立川祐路)が優勝。

17日の予選は、1〜4位を8号車ARTA、32号車EPSON、18号車TAKATA童夢、17号車REALと、ホンダ「NSX-GT」勢が独占。レクサス「SC430」勢は38号車ZENT CERUMOが5位から、日産「フェアレディZ」勢は23号車ZANAVI NISMOが7位からのスタートとなり、ホンダ勢が表彰台を独占するかに見えた。

しかし決勝は、NSX-GT勢が順調にいかない。17号車がスタート直後に8位へと後退。32号車も10周目にスピンして5位へ後退。それでも、20周目が過ぎた頃のタイヤ交換を経て、8号車、18号車、100号車の、NSX勢の1-2-3が続く。

しかし、31周目に100号車がスピンでクラッシュ。それにより3位に38号車が、4位に23 号車が浮上。その上、45周目に18号車がエンジントラブルでストップ、さらにファイナルラップではなんとトップを独走していた8号車が、マシントラブルでスプーンでストップするという事態。

結果、38号車ZENT CERUMO SC430が優勝、23号車XANAVI NISMO Z(本山哲/ライアン)が2位、32号車EPSON NSX(デュバル/カルボーン)が3位という劇的な結末を迎えたのであった。

なお、GT300クラスは、13号車エンドレスアドバン洗剤革命 Z(景山正美/藤井誠暢)がポール・トゥ・フィニッシュを決めている。

《デイビー日高》

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