トヨタは12日、2007年のモータースポーツ活動についての記者会見を行い、渡辺捷昭社長は「勝つことはもちろん重要だが、それだけでなく勝利への過程も重要」と強調した。
というのも、スポーツに勝つためには、失敗にも負けない精神力、知恵と体力の限りを使って敗因を克服する努力、勝利への確固たる執念、そしてチームワークが必要だからだ。
「勝利への要素、道筋、チームワークは着実に整えられている」と渡辺社長は語り、F1についても、昨年から大部屋制にして問題の共有化、見える化を徹底しているという。
それだけにレース参戦50周年を迎える今年にかける意気込みには並々ならぬものがあり、F1で「必ず表彰台の真ん中に立ってくれる」と渡辺社長は大いに期待をしていた。