約1.6km引きずられて死亡、悪質ひき逃げ起きる

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2月24日未明、千葉県柏市内の市道で、全身から血を流した男性が倒れているのをタクシー運転手が目撃して警察に届け出た。男性はクルマにはねられた後に約1.6km引きずられており、間もなく死亡した。警察では悪質な死亡ひき逃げ事件として捜査を開始した。

千葉県警・柏署、流山署によると、事故が起きたのは2月24日の午前3時10分ごろ。柏市西原付近の市道を走行していたタクシーの運転手が「全身から血を流した男性が路上に倒れている」と警察に通報した。現場に急行した同署員が倒れている男性を確認。男性は近くの病院に収容されたが、約1時間後に死亡した。

男性はクルマにはねられた後、発見現場付近まで引きずられたものとみられ、路面にはそれを示すような血痕が付着していた。警察がこれを追跡したところ、流山市東初石付近まで続いていた。その後の調べで死亡したのは近くに住む32歳の男性と判明している。

警察では悪質な死亡事件として捜査を開始。途中の区間ではジグザグ走行したような痕跡もあり、警察では事故を起こした運転者が底部に被害者を挟んでいることを自覚していた可能性も高いとみて、殺人容疑の適用も視野に入れた調べを進めている。

《石田真一》

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