追突してきたクルマ、前のクルマを持ち上げる

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21日朝、大阪府豊中市内の府道(通称:中央環状線)で、渋滞の最後部に位置していたワゴン車に対し、後続の乗用車が衝突する事故が起きた。乗用車はワゴン車の下に潜りこむような状態となり、ワゴン車に乗っていた2人が打撲などの軽傷を負っている。

大阪府警・豊中署によると、事故が起きたのは21日の午前7時20分ごろ。豊中市桜の町2丁目付近の府道で、渋滞の最後部に位置していたワゴン車に対し、後ろから走ってきた乗用車が衝突した。乗用車はワゴン車の後部へ潜りこむようにして衝突。ワゴン車の後部がすくい上げられるような状態となり、乗用車のボンネット部分に乗り上げた。

この事故により、ワゴン車に乗っていた2人は打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されたが、乗用車を運転していた19歳の男性にケガは無かった。警察ではこの男性から業務上過失傷害容疑で事情を聞いている。

現場は見通しの良い直線区間。調べに対し、乗用車を運転していた男性は「歩行者に気を取られてしまい、気がついたら車列に接近していた」、「ブレーキを踏むつもりが、アクセルを踏んでしまった」と供述しているという。乗用車は車高が比較的低いタイプ、ワゴン車は逆に高いタイプで、この組み合わせのため、特異な衝突に至ったとみられている。

《石田真一》

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