ハシゴ酒の発覚を恐れて逃走の男、電柱に衝突

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18日未明、群馬県高崎市内の市道で、パトカーの追跡を受けていた乗用車が交差点を右折中に路外へ逸脱。交差道路左側の電柱に衝突する事故が起きた。警察ではクルマを運転していた23歳の男を飲酒運転の現行犯で逮捕している。

群馬県警・高崎署によると、事故が起きたのは18日の午前3時15分ごろ。高崎市問屋町付近をパトロールしていた同署のパトカーが、コンビニエンスストアの駐車場で当て逃げを行った乗用車を発見。ただちに停止するように命じたが、クルマはこれを無視して逃走した。クルマはそのまま約100mほど走り、交差点を右折しようとした際に路外へ逸脱。交差道路左側の電柱に衝突して大破している。

運転していた23歳の男からは、呼気1リットルあたり0.25ミリグラムのアルコール分を検出したことから、警察ではこの男を道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。当て逃げ(器物損壊)の容疑でも調べを進めている。

男は一目で酒に酔っているとわかるような状態。警察の事情聴取に対しては「居酒屋とカラオケ店で焼酎やビールを飲んだ」と供述しているという。警察では飲酒が長時間に及んだ可能性もあるとみて、飲酒量の特定を急いでいる。

《石田真一》

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