強盗事件を起こした男、逃げ切れないと出頭

自動車 社会 社会

茨城県警は16日、茨城県牛久市内の郵便局に押し入り、現金約500万円を奪った47歳の男を強盗容疑で逮捕した。目撃情報にあったクルマを調べているうち、逃げ切れないと悟った男が出頭してきたという。

茨城県警・牛久署によると、問題の事件は13日の午後1時45分ごろ発生した。牛久市奥原町付近の国道408号沿いにある郵便局に包丁を持った男が押し入り、52歳の男性局長を脅して現金約500万円を奪って逃走した。

警察では目撃情報から「容疑者が運送会社のペイントがなされたクルマで逃走した」と判断。該当する会社への聞き込みを行っていたところ、この会社に勤務する47歳の男が同署に出頭。「カネに困ってやった」と供述したため、強盗容疑で逮捕した。

調べに対して男は「自分の周囲に捜査が及んでいることを知り、逃げられないと思った」などと話しているという。犯行に使われたのは勤務先のクルマで、警察では事件の計画性について男を厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース