二度の転落で男性死亡、ぬかるんだ路面が仇に

自動車 社会 社会

14日朝、大分県日田市内の駐車場で、駐車しようとしていたクルマが約3m下の畑に転落。脱出しようとしているうちに運転操作を誤り、その下にあるダムへさらに転落した。クルマはダム湖の水底から発見されたが、運転していた男性は死亡した。

大分県警・日田署によると、事故が起きたのは14日の午前7時ごろ。日田市夜明付近の国道386号沿いにある農園駐車場で、71歳の男性が運転する乗用車が駐車しようとしたところ、フェンスの隙間を通り抜けて約3m下にある畑に転落した。

クルマはのり面の樹木に車体の一部が引っ掛かるような状態となったが、脱出しようとアクセルを過剰に踏んだことによって暴走。そのまま夜明ダムのダム湖へさらに転落。そのまま沈んでいった。落ちたクルマは約2時間後に水深2m付近で発見され、車内に取り残されていた男性は救出されたが、間もなく死亡が確認された。溺死したものとみられている。

警察では事故の原因を調べている。事故当時は雨が降っており、最初にクルマが落ちた畑はぬかるんだ状態だったという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース