国道での発砲事件、やはり外国人同士の抗争だった

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愛知県名古屋市瑞穂区内の国道1号で起きた10日未明に発生した拳銃発砲事件について、愛知県警は13日、この事件が覚せい剤密売に絡む外国人同士の抗争だった可能性が高いことを明らかにした。警察では薬物密売の実態も併せて調べを進めている。

愛知県警・瑞穂署によると、問題の事件は10日未明に発生した。名古屋市瑞穂区明前町付近の国道1号で、急に車線変更をしてきた乗用車と、隣の車線を走行していたワゴン車が接触。

ワゴン車は横転、乗用車も中破して立ち往生したが、このクルマに乗っていた外国人風の男2人は車外に脱出。直後に後ろから走ってきた別のクルマに向かって拳銃2発を発砲した。男たちはさらに後続を走ってきた仲間とみられる別の外国人が運転するクルマに乗り、その場から逃走している。

その後の調べで、放置されたクルマや逃走したクルマと酷似した3台は、現場から約60km離れた豊橋市内でも目撃されており、乗っていた複数の外国人の男が乱闘騒ぎを起こしていた。1台のクルマを2台が追い掛けるという状況は、瑞穂区内の事件にも合致するという。

警察では事件に覚せい剤密売が関係していると判断。これらを扱っているとされるイラン人同士の縄張り争いがその背景にあるとみて、さらに調べを進めている。

《石田真一》

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