高速道路の対面通行区間で逸脱、3人死傷

自動車 社会 社会

12日午後、岩手県西和賀町内の秋田自動車道(対面通行区間)のトンネル内で、上り線を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱。下り線を走行していた大型トラックと正面衝突した。この事故で乗用車側の3人が死傷している。

岩手県警・高速隊によると、事故が起きたのは12日の午後1時50分ごろ。西和賀町小繋沢付近の秋田自動車道・川尻トンネルで、対面通行区間の上り線を走行していた57歳の男性が運転する乗用車が対向車線側に逸脱。下り線側を順走してきた大型トラックと正面衝突した。

衝突によって乗用車は大破。助手席に同乗していた56歳の女性が頭部を強打して間もなく死亡。運転していた男性が頭部強打で意識不明の重体。後部座席に同乗していた女性が骨盤骨折の重傷を負っている。トラックを運転していた34歳の男性にケガは無かった。

現場は片側1車線のトンネル内。道路の一部が凍結しており、警察では乗用車がスリップしたことが事故の原因とみている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース