飲酒運転常習の男が出会い頭衝突を起こし、1人死亡

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10日夕方、大阪府貝塚市内の府道で、バイクと普通トラックが交差点で出会い頭に衝突する事故が起きた。バイクを運転していた18歳の男性が事故の翌日に死亡。警察ではトラックを運転していた59歳の男を飲酒運転の現行犯で逮捕している。

大阪府警・貝塚署によると、事故が起きたのは10日の午後4時30分ごろ。貝塚市澤付近の府道交差点で、右折していたとみられる普通トラックと、直進していたとみられるバイクが出会い頭に衝突した。バイクは転倒し運転していた18歳の男性は全身を強打。男性は近くの病院に収容されたが、事故翌日に外傷性ショックなどが原因で死亡している。

トラックを運転していた59歳の男は酒に酔った状態で、アルコール検知の結果、酒気帯び相当量のアルコール分を検出したことから、業務上過失傷害や道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替えて調べを進めている。

調べに対して男は事故直前まで酒を飲んでいたことを認めるとともに、「いつも飲んで帰っているが、今までに事故を起こしたことはない」という内容の供述を行っているという。警察では男が常習的に飲酒運転を繰り返した疑いがあるとして、厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

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