通過車両に向けて拳銃発砲 外国人の抗争?

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10日未明、愛知県名古屋市瑞穂区内の国道1号で、接触事故を起こして立ち往生したクルマに乗車していた外国人風の男が、直後に現場を通過した別の乗用車に向けて拳銃を発砲する事件が起きた。男は逃走。警察では何らかの抗争とみて調べを進めている。

愛知県警・瑞穂署によると、事件が起きたのは10日の午前1時40分ごろ。名古屋市瑞穂区明前町付近の国道1号で、急に車線変更をしてきた乗用車と、隣の車線を走行していたワゴン車が接触。弾みでワゴン車は横転した。

乗用車も中破して立ち往生したが、このクルマに乗っていた外国人風の男2人は車外に脱出。この直後、後ろから走ってきた別のクルマに向かって拳銃2発を発砲した。この2人はさらに続いて走ってきた別のクルマに乗り換え、自分たちが乗ってきたクルマは放置して現場から立ち去っている。発砲による負傷者はおらず、ワゴン車に乗っていた2人にもケガは無かった。

放置されたクルマは短期間のうちに名義変更が繰り返して実施されており、所有実態の把握が難しいものだった。警察では外国人の犯罪組織のメンバーが購入して使い、事件の起きる直前にはカーチェイス状態だった可能性もあるとして調べを進めている。

《石田真一》

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