シカゴモーターショーで発表された新型トヨタ『ハイランダー』の開発コンセプトは、「スマート・イン・ストロング・アウト」。基本部分のデザインは米国のCALTY(カリフォルニアスタジオ)と日本のTMC(本社)が合作で行い、日本国内でプロダクション化された。
デザインを担当した児玉修作氏は、「アメリカ、カナダをメインマーケットと想定し、ボディサイズ自体を大型化し、さらに実際のディメンション以上に広くゆとりを感じられる室内空間を作りあげました」と語る。
「エクステリアのデザインは力強さを打ち出しています。フロント周りは北米トヨタのSUVのアイデンティティでもある台形グリルをベースに、内面から押し出されるようなボディラインを描き、タイヤ周りのフレアを強調したマッシブなデザインで力強さを演出しました」