ブリヂストンは、昨年8月に亡くなった元従業員によるアスベスト関連の労災申請が認定されたことを確認したと発表した。
元従業員は、1956年に入社し1984年に定年退職するまで、主に久留米工場、東京工場などで設備保全などの業務に携わっていた。これらの工場の設備の一部には保温材としてアスベストが使われている。
同社のアスベスト関連の労災認定は、2人目となる。
同社では、今後とも幅広く従業員・退職者の健康管理を支援するとともに、工場・設備・建物でのアスベスト使用状況の調査結果に基づいてアスベストの除去や代替品への切り替えを進めていくとしている。