「人とは思わなかった」---ひき逃げ容疑者の言い分

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1月27日朝、福岡県福岡市南区内の市道で男性が倒れているのを近隣の住民が発見。警察に届け出た。男性はクルマにひき逃げされたとみられ、間もなく死亡。警察は1月29日までに58歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

福岡県警・南署によると、警察が事故発生を認知したのは1月27日の午前8時30分ごろ。福岡市南区桧原7丁目付近の市道で男性が頭から血を流して倒れているのを近隣の住人が発見。警察と消防に通報した。男性は近くの病院に収容されたが、全身を強打したことが原因で間もなく死亡している。

男性には目立った外傷が見られなかったが、骨盤などを骨折していたことから、警察ではクルマにはねられたものとみて、死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。現場近くに落ちていた容疑車両のものと思われる破片から車種を特定し、1月29日までに58歳の男を業務上過失致死や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

調べに対して男は「何かに乗り上げたような気がしたが、人だとは思わなかった」などと話しており、警察では事故発生の詳しい経緯を調べている。

《石田真一》

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