謎の多い衝突事故、放置車両の関与は?

自動車 社会 社会

21日未明、栃木県大田原市内の国道4号で、走行中の軽乗用車が対向車線側に逸脱。道路右側のガードレールに衝突して2人が死傷する事故が起きた。このクルマの近くには別のクルマも道路沿いの倉庫に衝突して止まっており、警察では関連を調べている。

栃木県警・大田原署によると、事故が起きたのは21日の午前2時45分ごろ。大田原市下石上付近の国道4号で、25歳の女性が運転する軽乗用車が対向車線側に逸脱。そのまま道路右側のガードレールに衝突した。この事故で車体は中破し、助手席に同乗していた18歳の女性が死亡。後部座席に同乗していた42歳の男性が頭部強打の重傷を負った。

事故を起こしたクルマの近くには、道路沿いの倉庫に突っ込んだ乗用車が無人で放置されていた。このクルマと軽乗用車に互いの衝突痕は無かったが、警察では事故に関連があるものとみて、運転者の行方を追っていた。

運転していた24歳の男は同日夕方に警察へ出頭し、無免許運転だったことが発覚したため、道路交通法違反容疑で逮捕している。男は逸脱事故を起こした軽乗用車の後ろを走っていたことは認めているが、事故の状況については「知らない」としか話していないという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV