警視庁は、いすゞ自動車、東京いすゞ、ジェイ・バスの法人としての3社と関係者を東京地方検察庁に道路運送車両法の容疑で書類送検した。
東京いすゞがはとバスが使用していた大型観光バスの不正に車検を取得していた事件で、東京いすゞの親会社であるいすゞ自動車が主導的に不正車検を指示していたことが明らかになり、3社を書類送検した。
調べによると、東京いすゞなどは、はとバスに納車する大型観光バス10台を新規登録する際、後輪軸にかかる重量が保安基準を超える可能性があることから一部の部品を取り外して不正に車検をパスさせていた。
こうした不正行為は数年前から繰り返し行われていた可能性が高く、いすゞ自動車が主導して組織的に行っていた模様だ。ジェイ・バスはバスの架装を受注した。