首都高速道路(以下首都高)は1月18日から、「対距離料金制移行推進本部」の名称を「距離別料金本部」へと変更した。
首都高は2008年に現在の「均一料金制」から利用距離に応じた料金とする「距離別料金制」へ移行するために準備を進めている。今まで「対距離料金制移行推進本部」という名称で対応してきたが、一般からも分かりやすく、簡潔で親しみ易いものにするために、名称を「距離別料金本部」に変更することにした。
長い間、「均一料金制」だったわけは、出口に料金所を置くスペースが設けられなかったからだ。ETCが普及、利用率が70%以上になったことが「距離別料金制」へと移行するきっかけになった。首都高を利用する全てのクルマがETCを利用することになれば、出口にETC用アーケードを作るだけなので、スペースはあまり必要としないからだ。