2006年に起きた大阪府内のひったくり事件、ピーク時の半分に

自動車 社会 社会

大阪府警は17日、2006年に大阪府内で発生したひったくり事件発生数の速報値を公表した。警察の認知件数は約5300件。約1万1000件が発生し、過去最悪を記録した2000年と比べた場合には約半分となったが、全国ワースト1位の座は31年連続でキープする模様だ。

これは大阪府警・街頭犯罪対策室が明らかにしたもの。大阪府内で発生するひったくり事件の総数は、1万973件が発生した2000年をピークに減少を続けており、昨年は5311件となった。例年事件の発生件数が多く、これを防ぐために警戒を強めた12月の単月値は295件で、単月値で見た場合には14年ぶりに300件を下回った。

太田房江・大阪府知事は2004年に出馬した際、「任期中にひったくり犯罪をピーク時の半減を目指す」という公約を掲げており、警察官の増員を続けてきた。これに加えて防犯カメラの設置や、被害に遭いやすい女性や高齢者を対象とした防犯講習会の開催を行い、事件が起きにくい土壌の形成を続けてきたことが功を奏したとみられる。

だが、全国で見た場合にはひったくり事件の発生件数は突出しており、2006年も全国ワースト1位の座をキープするという不名誉な結果に終わりそうだ。警察では今後も引き続いて警戒を強め、街頭犯罪撲滅を進めていく方針だという。
《石田真一》

編集部おすすめのニュース

特集