英国ロンドン中心部のウエストミンスター地区では、電気自動車の充電スタンドが道路脇に設置された。ロンドン中心部の渋滞や大気汚染を避けるため、電気自動車の利用が推進されており、その一環として設置されたもの。
充電スタンドが設置されたのは、ロンドン中心部にあるコベント・ガーデン付近にある2つの道路脇。充電器の利用自体は無料だが、充電用のコードと充電器の電子キーを取得するために、50ポンド(1万1500円)の保証金を支払う必要がある。
いまのところレバ・エレクトリック・カー・カンパニー(Reva Electric Car Company)の電気自動車『G-Wiz』などで利用可能。G-Wizの本体価格は、6000-7000ポンド(138万−161万円)で、ロンドンだけで、これまでに750台が販売されている。
2007年には、ダイムラークライスラーの『スマートEV』など、複数のメーカーの電気自動車の発売が予定されている。また電気自動車は、ロンドンの渋滞課金が免除されるというメリットもある。