日本自動車工業会は、10月の四輪車生産実績は、前年同月比12.1%増の99万6165台で、12カ月連続でプラスとなった。
車種別では、乗用車の生産台数は同15.3%増の84万4343台で、12カ月連続のプラス。このうち、普通乗用車は同32.0%増の45万6078台、小型乗用車が同5.6%減の25万9027台、軽乗用車が同15.0%増の12万9229台だった。普通乗用車は輸出が好調だったためで、国内向けは小型車の低迷、軽自動車の好調を反映した。
トラックは同4.0%減の14万3729台となり、4カ月ぶりのマイナスだった。バスは同23.9%増の8093台だった。
10月の国内需要は同3.7%減だったが、輸出が同14.4%増と大幅に伸びた。
1−10月の生産累計は前年同期比6.1%増の949万5844台で、1000万台超えは確実だ。