三菱自動車が発表した10月の生産・国内販売・輸出実績によると、総生産台数は前年同月比6.3%減の10万8087台となり、前年同月を割り込んだ。
国内生産は同16.6%増の6万8389台で、2ケタのプラスとなった。2カ月ぶりのプラスで、国内向けの軽自動車が増えたため。
国内販売は同22.2%増の1万8154台と好調で、18カ月連続でプラスとなった。登録車販売は低迷したものの、軽自動車が『i』(アイ)や『eKワゴン』などの新型車が好調で全体を押し上げた。
輸出は同17.4%減の2万7411台と、2カ月ぶりマイナス。北米向けはプラスとなったが、アジア向けが同69.0%減、欧州向けが同23.3%減だった。
海外生産は同30.0%減の3万9698台と大幅マイナスで、11カ月連続で前年を割り込んだ。北米、欧州はプラスとなったが、アジアが半減した。