23日、スペインのバレンシアサーキットにてアレックス・ザナルディが1999年以来初めてF1マシンを操縦した。BMWフォーミュラ・ワールド・ファイナルズというイベントのなかでデモンストレーションを行った。
「信じられないよ! ステアリングホイールから手を離さなければならない場面がいくつかあったが、それ以外は大丈夫だった。最高の経験だった」と感想を語ったザナルディ。
BMWザウバーのエンジニアらが両脚が義足のザナルディのためにアクセルとブレーキもステアリングで操作できるよう改良。チャンプカーレース中の事故により両足を失ったザナルディによる奇跡の復活に会場は多いに盛り上がった。