アクロバット飛行競技会、もてぎで開催…オートボルテージュ

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アクロバット飛行競技会、もてぎで開催…オートボルテージュ
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ツインリンクもてぎの空に、3年ぶりに世界トップクラスの“アクロ野郎”たちが帰ってきた。「2006“オートボルテージュ”アエロバティックス日本グランプリ」が11月3−5日の3日間にわたって開催され、会場は大勢の航空ファンや家族連れでにぎわった。

オートボルテージュ(haute voltige)とは、フランス語で“高い飛行技術”の意。動詞形のvoltigerはもともと鳥が自由自在に舞うことを指すが、失速反転、高速ロール、空中静止などの技術を駆使したアクロバットは、まさに鳥のよう。

競技のシステムは、規定のマニューバ(機動)を組み合わせた演技を自ら選曲した音楽に合わせて時間内に行い、それを技術点、芸術点、ポジショニング(空域をどれだけ大きく使っているか)の3要素で採点するというもの。単に技を披露するだけではダメで、いかに“魅せる”かが勝負を左右する。“空のフィギュアスケート”と異名を取るゆえんだ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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