スズキ、中国合弁2社の販売を強化

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スズキの鈴木修会長は1日、中国での販売を強化するため、合弁2社で生産する車種の販売を相互乗り入れする方針を明らかにした。それぞれの合弁会社の販売網で扱うスズキ車のラインナップを拡充、販売増につなげる。

スズキの中国合弁は重慶長安スズキと河西昌河スズキで、それぞれ3車種、2車種の計5モデルを生産している。中国では生販一体が基本で、販売網は2合弁が個別に構築している。

だが、ともに「車種が少なく販売の効率が悪い」(鈴木会長)という問題を抱えている。スズキは中国当局と協議し、このほど相互乗り入れについて基本合意したという。鈴木会長は早期に車種の乗り入れを図る方針を示した。

《池原照雄》

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