バイクETC そろりとスタート

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道路システム高度化推進機構(=ORSE/オルセ)は、バイクETC本格運用最初のセットアップ件数を公表した。その累計は734件だった。

ORSEが10月31日に販売店で作業できるようにセットアップの手続きを行ったセットアップ件数は541件だった。また、11月1日午後5時現在、ORSEが新たにセットアップ手続きを行った件数は約193件(累計734件)だった。

「バイクETCの本格運用は始まったばかりで、車載器本体が取付店に充分に行き渡っておらず、取付も試行錯誤のところがあるので、ORSEのセットアップ申込み対応には、まだ充分余裕がある。取扱店の申込みが平日であれば、翌日にはセットアップが可能である」(業務部海老原秀世氏)

セットアップとは、料金請求先となる識別情報を車載器に書き込む作業のこと。この作業を終了すると、ETCは初めて利用可能となり、稼働状態の車載器台数を示す指標となる。バイクETCはオンライン手続きではないので、ORSEの手続きを経て販売店で作業をする期間には時間的なずれがあるが、ORSEの手続きを経たものがセットアップ件数としてカウントされている。

バイクETCは、料金見積もりや取付のための時間が必要なため、ゆったりとしたスタートになった。

《中島みなみ》

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