日本自動車工業会が発表した9月の自動車生産実績によると、四輪車生産台数は、前年同月比2.8%増の100万1738台で、11カ月連続で前年同月を上回った。輸出が好調だったのが主因だ。
乗用車は同3.2%増の84万7102台で、11カ月連続でプラスとなった。このうち、普通車は同10.9%増の42万4526台、小型車は同9.0%減の28万4416台、軽四輪車が同10.2%増の13万8160台だった。
トラックは同0.3%増の14万7071台で、3カ月連続のプラスだった。うち、普通トラックは同8.7%増の6万5462台、小型トラックが同6.3%減の3万8194台、軽四輪車が同4.8%減の4万3415台だった。
国内需要は、小型車の販売低迷で同3.5%減と低迷したものの、輸出が同15.5%増と好調で全体を引っ張った。