三菱自動車は、2006年度の世界販売計画について地域別に見直しを行った結果、4月27日の公表値に比べ8万6000台マイナスの132万2000台に下方修正した。
4−9月の販売台数は、アジアやその地域で販売が落ち込み計画を下回った。さらに、販売環境は今後も厳しさを増すと予想、計画を下方修正した。
地域別では、日本は上期販売実績が計画を下回ったため、年間の販売計画を当初計画に比べ2万1000台マイナスの28万1000台に修正。
北米は、下期投入予定の新型車の市場反響を受け7000台増の18万8000台、欧州は成長市場での拡販基調が今後も維持できる見込みで9000台増の28万台とした。しかし、アジア及びその他の地域では、市場環境の不透明感を勘案して、計画よりも8万1000台マイナスの57万3000台に修正した。