日本自動車工業会は、環境に関する様々な取り組みをまとめた「環境レポート2006」を発行した。
自工会では、会員の自動車メーカー各社とともに、クルマが人や自然とより良い形で共生できる社会の実現を目指して、地球温暖化防止や大気環境改善、循環型社会構築のためのリサイクルシステムの実現など、多岐にわたる取り組みを進めているとしている。
環境レポートは、製品設計・開発段階から生産・使用・リサイクルに至るライフサイクルを通した様々な取り組みについて、分野・テーマごとに目標(含む数値)を掲げ、その実績などの報告を毎年行っている。
2005年度における主な取り組みは、燃費基準の早期達成、CO2削減効果のケーススタディ実施、自動車リサイクルシステムの安定稼動、低排出ガス認定車の積極的な導入、工場のCO2排出削減の推進とVOC排出抑制などについて掲載した。