【イクリプス06年秋】DREC1000…他社よりも広い視野角

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【イクリプス06年秋】DREC1000…他社よりも広い視野角
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富士通テンのドライブレコーダー『DREC1000』は、同社がこれまでに培ってきた技術を結集した意欲作となる。基本技術を持っていたからこそ、思いきった価格での販売が可能となった。

富士通テンといえば、バックアイカメラ(2001年−)やフロントアイカメラ(2006年夏−)を他社に先駆けて発売するなど、CCDカメラが撮影する映像を安全に結び付けてきたメーカーでもある。カメラの撮影した映像によって、ドライバーの死角を打ち消す効果については今更語るまでもないだろう。今回のドライブレコーダーはこれらに続く「第3の眼」となる。

DREC1000に付属するCCDカメラは、形状こそバックアイカメラにそっくりだが、もちろんそのまま流用しているわけではない。バックアイカメラの場合、クルマの直後のみを撮影すればよいため、視野角は意外にも狭い。だが、ドライブレコーダー用のカメラは側方から飛びこんでくるクルマなどを記録しないと意味をなさないため、視野角134度という広角レンズが採用されている。これは他社製の類似商品よりもかなり広い。

また、他社製品にはルームミラーとの一体型も多いが、DREC1000はカメラと記録部(本体)が分割された形状となっている。取り付け車種を選ばず、「事故時の耐衝撃性も考えると別体がベスト(説明員)」ということのようだ。

《石田真一》

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