シチズン時計は幕張で開かれた「CEATEC JAPAN 2006」に出展し、トヨタ自動車と東海理化と共同開発した「キーインテグレーテッドウオッチ」を展示した。
これは、世界初のスマートキー機能を内蔵した腕時計で、身につけているだけで、自動車のドアの施錠・解錠およびエンジンの始動を可能にするもの。
同製品は、2005年10月に発売された『クラウン』にトヨタ純正用品として採用され、今年発売された『エスティマ』『クラウン・マジェスタ』『エスティマハイブリッド』の4種類がある。
シチズンの関係者によると、トヨタにこれまで約2万個出荷し、4万円のクラウン用が一番出ているとのことだ。「これからも注文があればどんどんつくりたい」とシチズン関係者。
レクサス用の腕時計キーもつくってみたいそうだが、「なかなかレクサスのイメージに合うものをつくるのは難しい」(シチズン関係者)という。