日産自動車は4日、北米でハイブリッドモデル、『アルティマ・ハイブリッド』を発表した。北米日産テクニカルセンターの車両エンジニアリング担当副社長の崎田有三氏は、シリーズの開発当初からハイブリッドを考慮していたという。
「4代目アルティマは、新開発の『Dプラットフォーム』を用い、開発当初からハイブリッドモデルを意識しています。3.5リッターV6ガソリンモデルの大排気量FFモデル特有のトルクステアを抑えたフロントサスペンションはハイブリッドにもマッチしています」
「直4ガソリンとV6ガソリン、ハイブリッドと3種類それぞれにサスペンションチューニングを施している以外、コンポーネンツは基本的に同じです」
「販売数ではV6が全体の3割程度になることを見込んでいますが、残り7割の4気筒モデルの中で、どの程度ハイブリッドモデルの需要があるのか注目しています。北米日産として初のハイブリッドなだけに、このあたりは未知数です」と、コメント。