トヨタ自動車は、2006年9月中間期の単独決算の業績見通しを上方修正した。為替水準がドル、ユーロともに円安が進行したのが主因だ。
売上高は5兆2000億円を予想していたが、5兆5000億円と、3000億円上方修正した。海外の販売が好調に推移した。
営業利益は3700億円を予想していたが、5400億円と1700億円上方修正した。上方修正分の1500億円は為替差益だった。
経常利益は5600億円から7400億円に、当期純利益が3800億円から5000億円にそれぞれ上方修正した。
連結決算は中間期の業績見通しを公表しておらず、通期の業績見通しも据え置いた。