イタリアの家電メーカー、スメッグ社はさる5日、BMWグループMINI(ミニ)とのコラボレートによる冷蔵庫を発表した。
スメッグは創業58年の家電会社で、デザイン重視の製品群で知られている。最近ではレトロ調冷蔵庫が国内外でヒットし、日本でも一部のデザイン家具店で販売されている。今回の冷蔵庫も、機構的にはそのレトロ調シリーズをベースにしている。
全体のイメージは『クーパーS』をイメージしたもので、色もまもなく発売される新型ミニの一色である“レーザーブルー”を採用している。また、1965年のモンテカルロラリー優勝以来スポーツ・ミニの象徴とされてきた、2本のホワイトラインも施されている。
しかし最大の特徴は、クロームのグリップだ。MINIのドアハンドルと同型で、ボディ側の窪み部分も実車の形状が忠実に再現されている。
スメッグ“ミニ・クーパーS仕様”は250台限定。容量271リットルで、外寸は高さ146cm×幅60cm×奥行き66cm。現在のところ価格は未定である。
ちなみ3ドアの実車に対して、冷蔵庫は1ドアボディのみ。クールなデザインを目指したためと思われる。車同様、どこまでもスタイルコンシャスな冷蔵庫だ。