飲酒運転のクルマ、線路に突入

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8日未明、福岡県小郡市内の西日本鉄道(西鉄)天神大牟田線の線路内に乗用車が侵入し、立ち往生する事故が起きた。運転していた男からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出したことから、警察では道路交通法違反容疑で逮捕している。

福岡県警・小郡署によると、事故が起きたのは8日の午前4時55分ごろ。小郡市祇園1丁目付近の市道を走行していた乗用車がカーブを曲がりきれずに対向車線側へ逸脱。そのまま右前方の金網フェンスを突き破り、西鉄・天神大牟田線の上り線路内に飛び込んで立ち往生した。

クルマを運転していた34歳の男からは呼気1リットルあたり0.2ミリグラムのアルコール分を検出。数時間前まで酒を飲んでいたことを認めたため、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕。往来危険容疑についても調べを進めている。

調べに対し、男は「飲酒後、駐車場で3時間ほど仮眠した。アルコールは抜けたと思った」などと供述している。この事故の影響により、西鉄・天神大牟田線は列車5本に最大14分の遅れが出た。

《石田真一》

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