【クライスラー300Cツーリング 登場】2種類のパワートレーンを用意

自動車 ニューモデル 新型車
【クライスラー300Cツーリング 登場】2種類のパワートレーンを用意
  • 【クライスラー300Cツーリング 登場】2種類のパワートレーンを用意
  • 【クライスラー300Cツーリング 登場】2種類のパワートレーンを用意
  • 【クライスラー300Cツーリング 登場】2種類のパワートレーンを用意
  • 【クライスラー300Cツーリング 登場】2種類のパワートレーンを用意
  • 【クライスラー300Cツーリング 登場】2種類のパワートレーンを用意

クライスラーの300Cシリーズに追加された『300Cツーリング』にも、セダン同様に3.5リッターのV6と5.7リッターのV8・HEMIエンジンの2種類のパワートレインを用意している。トランスミッションは、ともにオートスティックと呼ばれるマニュアルモード付き5速ATを組み合わせ、全車が後輪駆動となる。

ダイムラークライスラー日本、クライスラーグループマーケティング部の中村伸一さんは「ツーリングにもセダンで好評の2種類のパワートレーンを採用しています。軽量なV6と、4気筒休止機構付きのV8・HEMIエンジンともにセダンと同じスペックです」という。

ツーリングはセダンに比べ、80kgほど重量が重くなっており、3.5リッター車でも車両重量は1830kgもある。そのため、V6ではセダンに比べ、登坂路や全開加速時には若干重さを感じてしまう。

それに対して5.7リッターHEMIは、車両重量がさらに110kgも重い1940kgもあるが、340ps/53.5kgmのパワーのお陰で、迫力のあるスタイルにマッチした豪快な加速力を見せてくれる。

それでいながら、このV8エンジンは巡航時など、エンジンの負荷が少ないときには4気筒を停止させ、4気筒分のパワーで走行する。この切り替えはコンピューターが自動的に行なってくれ、4気筒が8気筒に切り替わる際の音やショックは皆無。ハイパワーユニットに低燃費へのカラクリが備わり、それが燃費性能に大きく貢献していることに気付く人はいないだろう。それぐらい自然なセッティングに仕立てられ、これにより燃費を約20%改善するというのだ。

300Cツーリングはセダンより80kg重くなっているので、このクルマに似合うのは、V6よりもやはりV8のHEMIエンジン搭載モデルをオススメしたい。(つづく)

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集