「目立ちたかった」…連続放火の女を起訴

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検察庁・長野地検松本支部は7月28日、長野県下諏訪町や諏訪市内で駐車中のクルマや建造物への放火を繰り返したとして、諏訪市内に在住する20歳の女を建造物等以外放火の罪で起訴した。女の余罪に関する警察や検察の捜査は今も継続されている。

この女は5月26日の未明、下諏訪町内にある自動車修理会社の駐車場に侵入し、クルマ6台に灯油を撒いて放火した。この会社の従業員とトラブルになったことが発端で、腹立たしさから火を着けたことを供述しているという。

また、女はこれ以外にも数件の放火に関与したとみられているが、これまでの調べの中で「放火すると騒ぎになり、人が集まってきて面白かった」、「諏訪を新宿並みに有名にしたかった」などと供述。注目を集めるために犯行を重ねていた可能性が強くなっている。

逮捕の決め手となったのは事故現場で携帯電話機を使って撮影した写真だが、これが地元新聞に掲載されたことで、「有名人になりたい」という女の思考に拍車を掛けたものとみられている。

《石田真一》

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