トヨタ車体が発表した2006年度第1四半期(4-6月期)の連結決算は、売上高が前年同期比14.5%増の3452億4800万円、営業利益が同4.2%減の42億1000万円となり、増収減益となった。
第1四半期は、『ハイエース』の生産が好調だったほか、1月にモデルチェンジした『エスティマ』、5月から増産した『プリウス』などの影響で、売上台数は同7.9%増の1万3000台だった。
収益面では、売上台数増加による利益増や合理化効果はあったものの、価格改定や減価償却費の増加などで、営業利益は減益となった。
経常利益は同1.2%増の44億3800万円、当期純利益は同15.8%増の32億6800万円と増益だった。
通期の業績見通しは前回発表のまま据え置いた。