英国ロンドンでは、2006年英国国際モーターショー=ロンドンモーターショーが18日に開幕した。30年ぶりのロンドン開催を記念して、トニー・ブレア首相のもとに、F1マシンが表敬訪問を行った。
ホワイトホールと呼ばれる官庁街の道路で、ルノー「R25」がテストランを行った。ドライバーは、元F1チャンピオンでもあるイギリス人ドライバー、デイモン・ヒル。
現在、BRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)の会長も務めているヒルは、「モータースポーツはイギリスのハイテク産業の重要な一角を占めており、F1はその中核だ。ブレア首相の前で、F1のテストランを行ったことは、とてもドラマチックなことだ」と語った。
ブレア首相は、ロンドンモーターショーの会場には現れないが、主要メーカーの経営者たちを首相官邸に招き晩餐会を開いた。