警察庁交通局は、12日、全国の放置車両確認事務の施行1カ月の状況を発表した。
放置車両確認標章の取付件数は、1か月間で15万4125件。その内、確認事務を委託する全国270の委託警察署の取付は11万2681件。そのほかの非委託警察署では4万1444件であった。
委託警察署における駐車監視員による取付は、4万8681件(43.2%)。警察官による取付は、6万4000件(56.8%)だった。
駐車違反とならないために、駐車許可申請も増えており、全国の警察が暑かった許可事務取扱い件数は、1カ月間で、5万1594件。昨年中の許可件数の約2.6倍に跳ね上がった。
その中でも、引越し業務の許可件数は2254件。昨年同月比の約29倍と急増した。しかし、訪問介護での許可件数は3万4291件であったが、前年同比でみると2.2倍。駐車許可申請の理解度が、業種によりばらつきがあることを伺わせた。