【三菱 コルト ラリーアート バージョンR 詳報】エンジンもパワーアップ

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【三菱 コルト ラリーアート バージョンR  詳報】エンジンもパワーアップ
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三菱自動車から発売された『コルトラリーアートバージョンR』は、従来まで発売されてきたコルトラリーアートの進化バージョン。エンジンはラリーアートのときにも搭載されていた1.5リットルのターボエンジンだが、バージョンRでは7psパワーアップした154psを発揮する。

三菱自動車商品開発統括・技術開発本部の高崎静一さんは「バージョンRのエンジンはラリーアートと同じエンジンですが、エキゾーストシステムの改良などにより、最高出力で7ps、トルクの面でも約15%も出力を向上しています」

「また、バージョンRには国内仕様のコルトでは初めて5速MT車を設定しました。このトランスミッションは欧州のターボモデルに搭載されているものと同じ仕様で、剛性感の高いゲトラグ社製のものです」という。

バージョンRのエンジンは、エクステリアの派手さとは裏腹に、扱いやすくまとまっている。1リッターあたり100ps以上を搾り出す高出力タイプだが、2500rpm付近から太いトルクを発生してくれるので、非常に乗りこなしやすい。そのぶん、高回転域の伸びは寂しいが、街なかからワインディングまで、力強いパワーフィールを楽しむことができる。

国内仕様には初めて採用された5速のゲトラグ社製MTも、フリクションなくスパっとギヤが入ってくれるので、心地よいシフトワークを楽しむことができる。バージョンRにはCVT車も用意されているが、このクルマの特性を考えるとMTのほうが断然楽しめる。

FFターボのMT車という、国産車では久しぶりのパッケージではあったが、いざ乗ってみると意外に走りを堪能することができた。こういった走りの楽しさを思い出させてくれるクルマを作ることができるのも、三菱自動車ならではといえるだろう。(つづく)

《岡島裕二》

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