三菱自動車が発表した5月の生産・国内販売・輸出実績によると、全世界生産台数は前年同月比4.2%増の10万1801台と順調だった。
国内生産は国内販売、輸出ともに好調で同22.2%増の5万424台と大幅に増え、12カ月連続のプラスだった。
国内販売は同14.1%増の1万6888台と、2ケタの伸び。13カ月連続のプラスだった。『アウトランダー』や軽自動車『i』(アイ)が好調だった。
輸出は同67.8%増の3万4457台と急増した。2カ月ぶりのプラス。アジア向けは同47.9%減と半減したが、主力の欧州向けが同146.8%増と2倍以上に増えたほか、北米向けも同65.8%増と急回復した。
海外生産は同9.0%減の5万1377台と6カ月連続のマイナスだった。北米は同11.7%増、欧州が同121.7%増と好調だったものの、アジアが同24.7%減と落ち込んだ。