【新聞ウォッチ】粗鋼年間1億トン、巨大鉄鋼企業が誕生ヘ

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2006年6月26日付

●景気拡大「最長に」97社「いざなぎ」超える見方、消費回復で強気、脱デフレ判断 割れる、主要100社本社アンケート(朝日・1面)

●アロンソ PP F1GP公式予選(産経・21面)

●社説・バイオ燃料、植物の恵みで省エネを(東京・5面)

●ミタルの買収案受託か、アルセロール取締役会で調整(日経・1面)

ひとくちコメント

鉄鋼世界2位のアルセロール(ルクセンブルク)が鉄鋼世界最大手のミタル・スチール(オランダ。仮名書きではミッタルとも表記)からの買収提案を受け入れる決定を行ったという。ロイター通信などの配信を受けて、きょうの各紙が大きく報じている。

記事によると、アルセロールの取締役会が開かれ、ミタルから新たに示された買収条件を受け入れるか、ロシアの鉄鋼メーカー・セベルスタリとの経営統合を選ぶか議論し、ミタルの買収を受け入れることを決めたとしている。

アルセロールは今年1月下旬にミタルから敵対的な買収を提案された直後から一貫して拒否を続け、セベルスタリとの統合を発表して買収阻止の姿勢を鮮明にしていた。取締役会決定が事実だとすれば、粗鋼年間生産が1億トンを超える巨大鉄鋼企業が誕生することになる。

《福田俊之》

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