増水した川にクルマ転落、運転者が死亡

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15日夕方、滋賀県大津市内の国道422号で、乗用車が路外に逸脱して川に転落する事故が起きた。川が増水していたこともあって捜索は難航したが、16日午前に約200m下流で川底に沈んでいたクルマを発見。運転者の死亡を確認している。

滋賀県警・大津署によると、事故が起きたのは15日の午後6時45分ごろ。大津市南郷1丁目付近の国道422号で、走行中の乗用車がカーブを曲がりきれずに対向車線側に逸脱。さらには縁石に乗り上げた弾みで飛び上がり、そのまま道路に隣接する瀬田川に転落した。

川も増水していたことからクルマはすぐに流され、警察や消防が捜索を行ったが難航。二次災害の危険もあることから同日夜に打ち切られ、16日朝から再開された。この結果、16日午前9時までに現場から約200m下流の川底(水深7m付近)に沈んでいるクルマを発見。ただちに引き上げられたが、運転していた21歳の男性は車内から遺体で発見された。

現場はカーブが連続した片側1車線の区間。当時は激しい雨が降っており、見通しは悪く、路面も滑りやすい状態だった。事故を目撃した対向車の運転者によると、クルマは蛇行しながら対向車線側に逸脱してきたという。

《石田真一》

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