母国グランプリで19番手スタートながら12位まで順位を回復していた矢先にエンジン故障、リタイアに終わったジェンソン・バトン。マシンを降り、声援を送るファンに応えながらピットまで歩いて帰った。
「ピットまで歩いて帰ったときは、ちょっと感情的になったよ。観客からの歓声や、旗が振られた様は感動的な光景だった。たぶん忘れられないよ。厳しい週末に声援を送ってくれたファンには感謝している」
「でも今回のレースは決して最悪のものではない。僕はチームを心から信じている。僕はベストを尽くしたよ。歩いて帰るときのファンからの声援に力付けられた。観客にグローブを投げ入れたら、お返しにシャンパンをもらったんだ。嬉しいけど僕はあまりシャンパンを飲むのが好きじゃないんだよね(笑)」と、バトンはホームグランプリでの感想を述べた。