気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2006年6月13日付
●日本、初戦逆転負け 豪に後半3失点、川口一瞬の判断ミス(読売・1面)
●違法駐車取り締まり強化 路駐激減スッキリ、商売サッパリ地方悲鳴(読売・3面)
●新生エスティマ登場(読売・10面)
●中国ブランド製造義務化へ 自動車合弁 日系メーカー打撃も(読売・10面)
●中国当局をホンダが提訴「CR-V」意匠権めぐり(読売・10面)
●トヨタ、広州を供給拠点に、アジア向けエンジン増産(朝日・11面)
●日本橋の空「復活」へ,首都高は地下移転、有識者会議(産経・1面)
●ディーゼル車、欧州販売強化、環境自主規制に対応(産経・10面)
ひとくちコメント
終盤8分、悪夢のような3失点。サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会1次リーグF組初戦の日本—オーストラリア戦は、日本が1-3で敗れた。きょうの各紙は特別輸送体制で試合結果を速報している。日経を除く各紙が1面トップで取り上げているが、大見出しは読売、東京、日経が「逆転負け」、毎日、産経が「完敗」、朝日が「苦杯」としている。
サブタイトルにも特徴がある。朝日は「ジーコのリズム乱れた」とし、消耗戦の後半で「不可解な交代」を敗因にあげている。毎日も「ジーコ監督“予想外”の船出」。また、読売は「川口 一瞬の判断ミス」。完璧な出来だったゴールキーパーの川口選手が終盤8分で立て続けにゴールを奪われたと指摘。産経は「決勝トーナメント遠のく」と冷静に分析、東京は、育ての父「次ぎに望みを」とジーコ監督のコメントを紹介している。
悪夢のような初戦のことをとやかく言うつもりはない。あとは残り2試合に「ミラクル」を信じるしかない。