フィアット・オート・ジャパンは、フィアットの最新コンパクトカーである『グランデ・プント』を6月10日から発売すると発表した。
今回販売するのは、1.4リットル・16バルブエンジン搭載の6速マニュアル・トランスミッション、3ドア、右ハンドル仕様の「1.4 16V Sport」で、価格は209万円。
また、今年秋には、1.4リットル・8バルブエンジンを搭載したATモード付5速シーケンシャル・トランスミッション「デュアロジック」、5ドア、右ハンドル仕様の「1.4 8V Dualogic」(標準モデル)と、これにさまざまな上級装備品を装着した「1.4 8V Dualogic Mega」(デュアロジック-メガ)、「1.4 8V Dualogic Giga」、「1.4 8V Dualogic Tera」の計4車種の販売を開始する予定。
これらの価格は標準モデルが179万円、Megaが192万円、Gigaが209万円、Teraが224万円。
今回販売するグランデ・プントは、Bセグメントに属しながらも、ボディサイズや装備品、性能は多くをCセグメントモデルを凌いでおり、「少し大きめ」コンセプトに基づきデザインされた。エレガンスとコンパクトさを兼備えたスタイリング、高い安全性や優れた品質基準から生み出される堅実さ、そして機敏で快適なドライビングと優れたコストパフォーマンスを目指した。
エクステリアデザインはジュジャーロ(ジウジアーロ)とフィアット・スタイルセンターの協力で開発した。モダンでエレガントかつイタリアン、丸みを帯びたテーパー状のラインが1950年代や60年代のスポーツカーを彷彿させる地中海的なスタイルに仕上げた。
インテリアもイタリアンスタイルの最先端をいくもので、明るくフレンドリーで、機能的な車内空間を創出した。インテリア素材のクオリティや細部への気配りも追求し、加えてレザーシートも設定、1ランク上級のモデルと同等の快適性を目指した。