三菱自動車の張不二夫常務は30日の国内事業説明会で、4月の登録車販売台数が前年同月比8.1%減だったことについて聞かれ、「一服感があったのではないかと反省している」と語った。
張常務によると、3月に集中的に販売活動をした結果、納車や代金回収作業に4月上旬は忙殺され、本来の活動ができなかったという。また、4月は広告宣伝費も少し減らし、その影響も出たとのことだ。
「これからは順次広告宣伝をしながら、6月のボーナス商戦に向かって、上旬、中旬は登録車、下旬は軽自動車を積極的に売っていく」と張常務と強調し、今年度の販売目標30万2000台に向けて、低迷した登録車販売をなんとしても盛り返そうという思いだ。